企業研究 計測 / プロセス制御 半導体プロセス計測・流体制御・分析装置
HORIBA
企業研究 — 半導体プロセスの流量と圧力を測る会社
装置の中を流れるガスと薬液を測る計測メーカー。
連結営業利益の83.9%を先端材料・半導体フィールドが占めます。
堀場製作所の半導体 製品情報と2025年12月期 決算短信を同じ表で比べます。 会社予想は実績と別の欄へ分け、公式採用ページの募集要項は参照日を付けて掲載します。
Verified 詳細企業研究 / 出典・主張リンク確認済み ページ確認日 2026-08-05
60秒で判断
候補に残す3つの基準
機械、電気・電子、物理、化学、生物の専攻または実務がある人。
公式 4件 / IR 3件 / 採用 4件 / ニュース 2件。出典参照日 2026-08-05 / ページ確認日 2026-08-05
- 先端材料・半導体 1,565億円
- エネルギー・環境 1,344億円
- バイオ・ヘルスケア 421億円
01 立ち位置
何の会社として比べるか
HORIBAは、半導体製造装置へ供給するガスと液体材料の量、チャンバー内の圧力、洗浄薬液の濃度を測って制御する計測機器メーカーです。 2025年12月期の期首に報告セグメントが5区分から3フィールドへ移ったため、半導体の数値は先端材料・半導体フィールドで追います。
3フィールドを、同じ年度で比べる
3フィールドの合計が連結売上高3,330億円です。 決算短信の内訳は外部顧客への売上高だけで構成されます。
3フィールドの合計が連結営業利益530億円です。 決算短信は、セグメント利益の調整額に含まれる配賦不能額をゼロと記載しています。
半導体の売上は、どこから来ているか
アジア比率64.2%(1,004億円 ÷ 1,565億円)は公表値からの計算です。
決算短信の関連情報欄では中国59,513百万円が別掲となり、アジアは中国を除いた79,486百万円です。 集計単位の差に注意してください。
流体制御機器
半導体製造装置へ供給するガスと液体材料の質量流量を制御します。 公式の半導体製品情報には、マスフローコントローラ/メータ、液体材料気化システム、液体材料供給システム、圧力制御機器が載ります。
- マスフローコントローラ/メータ
- 液体材料気化システム
- 液体材料供給システム
- 圧力制御機器
真空・ガス計測
チャンバー内の圧力とプロセスガスをリアルタイムに測ります。 公式の半導体製品情報には、真空計、インラインガスモニタ、プラズマモニタ、非接触温度計が載ります。
- 真空計
- インラインガスモニタ
- プラズマモニタ
- 非接触温度計
液体計測
洗浄やCMPで使う薬液の濃度、超純水、工場排水を連続して測ります。 公式の半導体製品情報には、液体濃度モニタ、超純水計測、工場排水計測、AMCモニタリングシステムが載ります。
- 液体濃度モニタ
- 超純水計測
- 工場排水計測
- AMCモニタリングシステム
ウェハ検査・材料分析
ウェハやレティクルに付いた異物を検出し、薄膜や表面の組成を分析します。 公式の半導体製品情報には、自動ウェハ検査装置、レティクル異物検査装置、薄膜分析計、表面分析計、発光分析計が載ります。
- 自動ウェハ検査装置
- レティクル異物検査装置
- 薄膜分析計
- 表面分析計
02 収益
どこで、どれくらい儲けているか
2025年12月期は連結売上高3,330億円に対し営業利益530億円です。 うち445億円が先端材料・半導体フィールドの利益で、フィールド別の利益率にも差が付きます。
1,565億円
156,500百万円で前期比4.5%増。 生成AI等の先端半導体関連需要が牽引し、主にアジアで半導体製造装置メーカー向けの販売が増えました。
445億円
44,517百万円で前期比1.0%減。 新製品の開発や技術開発投資の加速が理由と決算短信に記載されています。 連結営業利益に占める構成比83.9%は公表値からの計算です。
連結3,450億円 / 営業利益560億円
先端材料・半導体は売上高1,680億円、営業利益460億円の予想です。 福知山工場の立ち上げによる供給力増強を前提とします。
バイオ・ヘルスケアは894百万円の営業損失のため、利益率の記載を省きます。 連結15.9%が決算短信の記載値で、フィールド別は公表値からの計算です。
2024年12月期は変更後のセグメント区分へ組み替えた数値です。 2026年12月期は会社予想のため、実績とは別の欄で比べてください。
03 強みとリスク・検討点
強みと、リスク・検討点
半導体フィールドが全社利益を支える形と、その裏側にある集中と減益が、同じ決算に載ります。
強み
2025年12月期の先端材料・半導体フィールドは売上高1,565億円、営業利益445億円です。 連結営業利益530億円に対する構成比83.9%と、同フィールドの営業利益率28.4%は公表値からの計算です。
2025年12月期 決算短信(2026年2月12日) ↗決算説明会資料は、京都(鉾立)が新製品と各工場の統括、阿蘇が量産対応、マレーシアがBCP、2026年春に本格稼働する京都福知山が自働化・効率化という役割を担うと記載し、福知山工場の完成で国内マスフローコントローラーの生産能力を最大3倍へ強化すると掲げます。
2025年12月期 決算説明会資料(2026年2月13日) ↗京都福知山テクノロジーセンターは気体の質量流量校正でISO/IEC 17025認定を取得しており、2025年12月に本格稼働した新棟で気体流量校正設備と液体気化実験設備をそれぞれ従来の2倍の能力へ拡張しました。
京都福知山テクノロジーセンター新棟が本格稼働 ↗公式の半導体サイトは、洗浄、成膜、露光、エッチング、CMP、ウェハ検査、設備/サブファブ関連、パッケージの8工程に材料特性の区分を加えた9区分で製品を掲載します。 工程横断の計測と制御が製品範囲です。
半導体製造プロセス ↗リスク・検討点
2025年12月期の連結営業利益530億円のうち445億円が先端材料・半導体フィールドです。 半導体の設備投資サイクルが全社の利益へ直結します。
2025年12月期 決算短信(2026年2月12日) ↗同フィールドの売上高は前期比4.5%増の1,565億円、営業利益は1.0%減の445億円です。 新製品の開発や技術開発投資の加速が理由と決算短信に記載されています。
2025年12月期 決算短信(2026年2月12日) ↗2024年12月期は890百万円、2025年12月期は894百万円の営業損失です。 競争環境の激化とライフサイエンス領域での投資継続が理由と決算短信に記載されています。
2025年12月期 決算短信(2026年2月12日) ↗MLMAP2028は見直しを実施中で、2026年8月に公表予定と2025年12月期決算説明会資料に記載されています。 2028年の目標値は今後の公表内容で更新されます。
2025年12月期 決算説明会資料(2026年2月13日) ↗公式採用ページの記載は、初任給、昇給・賞与の回数、就業時間、年間休日122日、有給休暇、手当の区分までです。 職種別・年代別の年収、残業時間、賞与月数は記載範囲の外です。
新卒採用 募集要項 ↗04 待遇
給与、初任給、休日、手当
公式の募集要項の記載は、初任給、昇給・賞与の回数、就業時間、年間休日、有給休暇、手当の区分までです。 平均年収や職種別の水準は記載範囲の外です。
京都本社、びわこ工場勤務の場合の金額です。 高専(専攻科)卒は285,000円、短大・専門卒は249,000円と記載されています。
- 昇給・賞与
- 昇給は年1回(4月)、賞与は年2回(6月・12月)です。 賞与月数は公式採用ページの記載範囲の外です。 基準は応募日の公式募集要項です。
- 就業時間
- 京都本社・工場は8:30〜17:15です。 その他の勤務地は勤務地ごとの設定と記載されています。
- 休日休暇
- 完全週休2日制(土・日)、GW、年末年始で年間休日122日(2025年度)です。 年次有給休暇は採用時3日、3か月後10日(4月1日入社の場合)、最高21日で、半日単位は年間20日、時間単位は年間40時間まで取得します。 勤続10年・20年のリフレッシュ休暇も掲載されています。
- 諸手当・福利厚生
- 次世代育成手当、通勤手当、外勤手当、住宅補助手当(適用者は会社規程による)、各種社会保険、財形・持株制度が掲載されています。
- 法人ごとの差
- 半導体のマスフローコントローラを担う堀場エステックは別法人で、2026年度初任給実績は修士了305,000円、大学卒283,000円です。 応募先の法人を1つ選び、金額を公式要項から転記します。
- 公表される項目の範囲
- 公式値は初任給、年間休日122日、昇給・賞与の回数までです。 職種別・年代別の年収、残業時間、賞与月数は公式採用ページの記載範囲の外です。
- 修士 17名
- 学部 15名
- 高校 6名
- 高専・専門・短大 3名
- 博士 1名
公式の募集要項に載る過去採用実績です。 2025年入社は44名(博士1/修士15/学部24/高専・専門・短大0/高校4)でした。
05 勤務地と職種
どこで、どんな仕事をするか
拠点は京都の吉祥院と鉾立、京都福知山、滋賀のびわこ工場、熊本の阿蘇工場にあり、営業は東京と名古屋です。 半導体の流体制御は堀場エステック、液体計測は堀場アドバンスドテクノが担い、募集要項も法人ごとに掲載されます。
- 京都・吉祥院
- 京都市南区吉祥院宮の東町2(堀場製作所、堀場アドバンスドテクノ、堀場テクノサービスの本社)/ 経営・開発・生産、Analytical Solution Plaza
- 京都・鉾立
- 京都市南区上鳥羽鉾立町11-5(堀場エステック本社)/ マスフローコントローラの新製品開発と各工場の統括
- 京都福知山
- 京都府福知山市三和町みわ11番1(テクノロジーセンターと、2026年春に本格稼働する京都福知山工場)/ 流体計測制御の研究開発と生産
- 熊本・阿蘇工場
- 熊本県阿蘇郡西原村(マスフローコントローラ、異物検査装置、血球計数装置、試薬、薬液濃度モニターを製造)/ 量産対応
- 滋賀・びわこ工場
- 滋賀県大津市苗鹿1丁目15-1(エネルギー・環境フィールドのガス計測製品とE-LAB)
- 東京・名古屋
- 東京都千代田区神田淡路町2丁目6、名古屋市西区則武新町3丁目(セールスオフィス)/ 営業・サービス・分析センター
- 研究開発
- 設計開発
- ソフト開発
- コンストラクションエンジニア
- 生産技術
- 品質管理
- 製造
- 社内SE
- 国内営業
- 海外営業
- 事業企画
- 資材・購買
- 生産管理
- 法務・知財管理
公式の募集要項に載る職種区分です。 堀場エステック、堀場アドバンスドテクノ、堀場テクノサービスは別法人として区分を掲載します。
06 これから
会社が次に取りにいくもの
2028年を目標年度とする中長期経営計画MLMAP2028は、先端材料・半導体フィールドで営業利益率25%を掲げます。 2025年12月期の実績と目標の距離を同じ図で比べます。
- 全社 営業利益800億円
- ROE 12%以上
- エネルギー・環境 1,580億円
- バイオ・ヘルスケア 570億円
MLMAP2028は2024年2月14日公表の計画です。 2025年12月期決算説明会資料には見直しを実施中で2026年8月に公表予定と記載されており、目標値は今後の公表内容で更新されます。
- 2026年12月期の会社予想
- 連結売上高3,450億円、営業利益560億円、先端材料・半導体は売上高1,680億円、営業利益460億円の予想です。 AI関連需要を背景とした半導体メーカーの設備投資増加と、福知山工場の立ち上げによる供給力増強が前提です。 前提の記載は2025年12月期 決算短信にあります。
- 生産能力の増強
- 京都福知山工場は2026年春に本格稼働し、国内マスフローコントローラーの生産能力を最大3倍へ強化する計画です。 京都(鉾立)が新製品と統括、阿蘇が量産、マレーシアがBCPという役割分担が決算説明会資料に載ります。
- 研究開発費と設備投資
- 2025年12月期の研究開発費は24,688百万円、資本的支出は27,451百万円です。 2026年12月期は研究開発費27,500百万円、資本的支出20,000百万円を予想します。
京都福知山工場の本格稼働
2026年春に本格稼働し、国内マスフローコントローラーの生産能力を最大3倍へ強化する計画が決算説明会資料に載ります。 半導体市況に合わせて段階的に生産量を拡大する予定です。
根拠資料↗不確実性:市況に合わせた段階的な計画であり、稼働後の実績値は公表資料の範囲の外です。
デジタルツインとプラズマ応用
京都福知山テクノロジーセンター新棟はエンジニアリング室とプラズマ実験室を新設し、マスフローコントローラーの実験・稼働データから流量や部品の劣化度合い、寿命を予測するデジタルツインモデルの確立をめざすと公式ニュースに載ります。
根拠資料↗不確実性:製品化の時期と適用範囲は公式ニュースの記載範囲の外です。
高温プロセス向けの圧力計測
2025年12月17日発売のキャパシタンスマノメーターVG-500Sは、センサー部の温度を100〜200℃の範囲で指定でき、独自アルゴリズムで応答時間を従来比約4倍へ高速化したと公式ニュースに載ります。
根拠資料↗不確実性:約4倍はVG-500との比較かつ堀場エステック調べの数値で、使用方法や条件により効果が変動します。
MLMAP2028の2028年目標
2028年に連結売上高4,500億円、営業利益800億円、ROE12%以上を掲げ、先端材料・半導体フィールドは売上高2,350億円、営業利益585億円、営業利益率25%を目標とします。
根拠資料↗不確実性:2024年2月14日公表の計画です。 2025年12月期決算説明会資料には見直しを実施中と記載されています。
07 入口を選ぶ
専攻から、入口を1つに絞る
流体制御、真空・ガス計測、液体計測、ウェハ検査・材料分析のうち、自分の専攻と重なる製品区分を1つ選び、そこから応募する法人と職種を1つに絞ります。
研究開発 / 設計開発
マスフローコントローラ、真空計、液体濃度モニタの測定原理と製品設計を担う入口です。
- Mass Flow
- Vacuum
- Spectroscopy
- Sensor
生産技術 / 製造 / 品質管理
京都福知山、阿蘇、鉾立の工場で量産立ち上げと品質を担う入口です。
- Manufacturing
- Quality
- Cleanroom
- Automation
ソフト開発 / 社内SE / データ活用
装置の組込ソフト、計測データの収集、デジタルツインモデルの構築を担う入口です。
- Embedded
- Digital Twin
- Data
- Control
- 流体制御 / 真空・ガス計測 / 液体計測 / ウェハ検査・材料分析から担当したい製品区分を1つ選ぶ
- 研究・実務の測定値を1つ用意し、流量精度、応答時間、濃度分解能のうち結ぶ相手を1つ選ぶ
- 募集要項の職種区分と勤務地を、堀場製作所と堀場エステックで分けて公式ページから転記する
- Mass Flow
- Vacuum
- Spectroscopy
- Sensor
- Calibration
- Manufacturing
- Quality
- Cleanroom
- Automation
- Supply Chain
半導体プロセスの計測・制御と自分の実務経験を結ぶための語です。
比較
他社との違いを一言で
MKS Instruments
マスフローコントローラ、圧力制御、真空計測で直接競合します。 HORIBAは液体濃度モニタ、ウェハ検査、材料分析まで同じフィールドへ収める構成です。
島津製作所
分析・計測の製品範囲が重なります。 HORIBAは半導体向けを先端材料・半導体フィールドとして独立開示しており、開示区分をそろえて比べてください。
日立ハイテク
ウェハ検査や材料分析で重なります。 HORIBAは装置外の流量、圧力、薬液のプロセス制御を同じ会社で持つ構成です。
SCREENホールディングス
洗浄装置本体はSCREENが担い、HORIBAはその工程で使う薬液の濃度や超純水を測る側です。 決算期と法人範囲をそろえて比べてください。
出典
公式情報と第三者資料
会社、IR、採用、報道の種別を分けて掲載しています。 参照日は2026-08-05です。
- 公式 会社概要 参照日 2026-08-05
- 公式 半導体 参照日 2026-08-05
- 公式 半導体に関わる製品情報 参照日 2026-08-05
- 公式 半導体製造プロセス 参照日 2026-08-05
- IR 2025年12月期 決算短信(2026年2月12日) 参照日 2026-08-05
- IR 2025年12月期 決算説明会資料(2026年2月13日) 参照日 2026-08-05
- IR 中長期経営計画 MLMAP2028 参照日 2026-08-05
- 採用 新卒採用 募集要項 参照日 2026-08-05
- 採用 職種紹介(専攻マトリクス) 参照日 2026-08-05
- 採用 拠点紹介 参照日 2026-08-05
- 採用 キャリア採用情報 参照日 2026-08-05
- ニュース 京都福知山テクノロジーセンター新棟が本格稼働 参照日 2026-08-05
- ニュース キャパシタンスマノメーター VG-500S発売 参照日 2026-08-05