職務内容
●採用背景 カーボンニュートラル実現に向け、家電・産業機器・再生可能エネルギー機器など、あらゆる機器で電力をより効率よく「変換・制御」する技術の重要性が高まっています。パワー半導体は、インバータ等の電力変換部に組み込まれ、省エネ性能や機器の小型化・高効率化を左右するキーデバイスです。
当社はパワー半導体分野において長年の開発・量産実績を有し、民生機器向けのIPM/DIPIPMはエアコン、冷蔵庫、洗濯機など身近な製品の省エネ化に貢献しています。DIPIPMは、家電など小容量インバータ機器向けに開発されたトランスファーモールド外形のIPMであり、今後もグローバルな省エネ規制強化や新興国市場でのインバータ化進展を背景に需要拡大が見込まれます。
DIPIPM設計第二課では、ルームエアコン等の民生分野を中心とした小容量用途向けDIPIPMの新製品開発、量産品改善、設計品質向上を担っています。事業拡大と新製品開発テーマの増加に伴い、製品設計だけでなく、関連部門を巻き込んだ開発推進・進捗管理・品質課題解決を担えるエンジニアを募集します。中途入社の方には、これまでの半導体・電子機器・電気回路・量産立上げ等の経験を活かし、開発スピードと設計品質の両立に貢献いただくことを期待しています。
●職務内容 民生・小容量インバータ用途向けDIPIPM製品について、新製品の構想検討から設計、試作・評価、量産立上げ、量産後の改善・変更管理までを担当いただきます。担当範囲はご経験に応じて決定し、将来的には開発品種のプロジェクト推進、関係部門との仕様調整、スケジュール・課題管理まで担っていただきます。
≪具体的には≫ 【主な業務内容】 経験、能力、希望に応じて、12の比重を調整します。入社直後は既存メンバーのサポートを受けながら製品・プロセス理解を深めていただき、段階的に担当品種や開発テーマをお任せします。
1DIPIPM新製品の開発・設計 a) 顧客要求・市場要求・社内要求を踏まえた製品仕様の検討、設計仕様書の作成 b) 電気特性・熱・絶縁・信頼性・実装性などを考慮したパッケージ/モジュール設計、設計レビュー対応 c) 試作品の評価計画立案、評価結果の分析、設計へのフィードバック d) 評価・解析結果に基づく技術課題の抽出、原因分析、対策立案・実行 e) 量産化に向けた製造部門・品質保証部門・生産技術部門との仕様調整、工程条件・検査条件の確認 2開発品種・量産品種のプロジェクト推進 a) 開発スケジュール、課題、リスク、変更点の管理 b) 営業・品質保証・製造・生産技術・調達等の関係部門との折衝、顧客要求への対応方針整理 c) 量産立上げ時の不具合・品質課題への対応、再発防止策の立案 d) 量産品のコスト改善、品質改善、部材変更・設計変更などの変更管理 e) 市場動向・技術動向を踏まえた次世代製品企画への参画 主な担当製品は、小容量インバータ機器向けDIPIPMです。エアコン等の最終製品に組み込まれるため、単体性能だけでなく、顧客基板への実装性、機器全体の省エネ・小型化、量産性・品質安定性を意識した設計が求められます。
【変更の範囲】 会社の定める業務(
※) (
※)業務の都合によっては会社外の職務に従事するため出向又は転属を命じることがあります
●組織のミッション 半導体・デバイス事業:パワー半導体を通じ、エネルギーの効率利用、機器の省エネ化・小型化、カーボンニュートラル社会の実現に貢献する。
パワーデバイス第三部:民生・産業小容量用途向けのIPM、DIPIPM、IC、SiCディスクリート等について、事業拡大に向けた製品開発・設計、量産品改善、アセンブリ技術開発を推進する。
DIPIPM設計第二課:ルームエアコン等の民生分野を中心とした小容量用途向けDIPIPMの開発・設計・量産品改善を担う。顧客要求、省エネ規制、市場ニーズを踏まえ、製品性能・品質・コスト・量産性を両立した製品をタイムリーに市場投入することをミッションとする。
●業務のやりがい、魅力 DIPIPMはエアコン等の身近な機器に組み込まれ、インバータ制御による省エネ化・小型化に直接貢献する製品です。自身が携わった設計がグローバル市場の最終製品に搭載され、多くのユーザーの暮らしや社会のエネルギー効率向上に結びつく点が大きなやりがいです。
また、単に図面や仕様を作るだけでなく、顧客要求、市場動向、製造性、品質、コストを総合的に考え、関係部門と協力しながら製品を立ち上げる仕事です。技術課題の解決を通じて、半導体モジュール設計、量産立上げ、品質改善、プロジェクト推進力を幅広く磨くことができます。
若手・中堅メンバーが中心の組織であるため、早い段階から担当製品を持ち、将来的には開発テーマのリーダーとしてより大きな裁量を持って活躍いただける環境です。
●当社事業・製品の強み 三菱電機は、パワー半導体をエアコン・冷蔵庫・洗濯機などの家電、鉄道車両、電気自動車、産業用ロボット、再生可能エネルギー機器など幅広い用途へ展開しており、カーボンニュートラル社会の実現に貢献するキーデバイスとして事業拡大が期待されています。
IPM/DIPIPMは、パワー半導体と駆動・保護機能等をモジュール化することで、顧客機器の小型化・高効率化・設計容易化に貢献する製品です。特にDIPIPMは、家電など小容量インバータ機器向けに開発されたトランスファーモールド外形の製品で、エアコン等のインバータ基板の小型化・省エネ化に貢献しています。
当社DIPIPMシリーズは累計生産数約15億台の実績があり、民生機器向けパワー半導体モジュール領域で培った顧客対応力、製品開発力、量産品質を強みに、今後も省エネ規制強化やインバータ化進展に対応した新製品開発を進めていきます。
参考: 参考: 参考:
●職場環境 月平均20時間/繁忙期40時間 出張:有(月1回程度。製造拠点・顧客・関係部門との打合せ対応等。リモート会議も活用) 転勤可能性:有 リモートワーク:有(業務状況に応じて週1~2日程度利用可能。評価・試作対応時は出社中心) 中途社員の割合:約10%
●想定されるキャリアパス 入社後は、まずDIPIPM製品の構造、設計プロセス、評価方法、量産プロセスを理解いただき、既存製品の評価・設計変更・品質改善等から担当いただきます。その後、経験に応じて新製品開発テーマの主担当として、仕様検討、設計、試作評価、量産立上げまで一連の開発を推進いただきます。
20代~30代前半では、製品設計・評価・品質改善を通じて専門性を高め、担当製品を自律的に推進できるエンジニアを目指していただきます。30代後半以降は、複数品種の開発管理、関係部門との調整、若手育成、顧客要求を踏まえた製品企画への参画など、プロジェクトリーダーとしての役割を期待します。
将来的には、DIPIPM製品群の開発リーダー、製品企画・技術戦略を担う中核人材、またはパワー半導体モジュール設計の専門家として活躍いただくことを想定しています。
●使用言語、環境、ツール、資格等 Windows OS、Microsoft Office(Excel、PowerPoint等) 設計・評価関連ツール:回路シミュレーション、熱解析、信頼性評価・解析ツール等(配属後に教育あり) 歓迎:SPICE系回路シミュレータ、熱解析ツール、統計解析、データ分析ツールの使用経験 資格:必須資格なし。電気電子・半導体・品質管理に関する知識、英語文献・仕様書を読む力があると望ましい。