半導体テストとは
半導体テストとは、作った半導体が設計どおりに働くかを電気的に測り、良否を判定する工程です。 ウェーハの状態で測る段と、パッケージ後に測る段の2段で行われます。
テストが2段に分かれる理由は、費用のかけ方にあります。ウェーハ1枚には多数のチップが並び、そのすべてが良品になるわけではありません。不良のチップをそのままパッケージへ進めれば、パッケージの材料と工数を無駄にします。ウェーハの段階で測っておけば、良品と分かったチップにだけ後工程の費用をかけられます。
パッケージ後にもう一度測るのは、後工程そのものが不良を生むためです。切断、接続、封止の各段で、チップや接続部に問題が生じる場合があります。最終形での動作を保証するには、完成した状態での測定が要ります。
装置は役割で分かれます。信号を出して応答を測る本体がテスタです。ウェーハ上のチップへ針を当てて接続するのがプローバ、パッケージ済みの製品をテスタへ運んで良否で仕分けるのがハンドラです。テスタは共通でも、接続と搬送を担う周辺装置がウェーハ用と製品用で分かれます。
SoC向けとメモリ向け
Section titled “SoC向けとメモリ向け”測る対象によって装置が分かれます。アドバンテストは公式サイトで、SoCテストシステムとしてV93000 EXA Scaleを、メモリテストシステムとしてT5835およびT5801を掲載しています。Teradyneも公式製品ページでSoC向けのUltraFLEXplus、メモリ向けのMagnumを別のラインとして掲載しています。
分化する理由は、要求が異なることにあります。SoCは機能が多く、測る項目の種類が多くなります。メモリは項目の種類より、同時に測れる個数と速度が費用を左右します。したがって、同じテスタで両方を担うより、それぞれに合わせた構成のほうが効率が上がります。
この用語に対応する装置と製造メーカー
Section titled “この用語に対応する装置と製造メーカー”装置カタログDBから、この用語に一致する製品familyを持つメーカー 2社/2family を引いています。 各行は各社の公式製品ページを出典とします。 DBからの生成日: 2026-08-22
- アドバンテスト
- テラダイン
出典は各社の公式製品ページです。 装置カタログDB では、同じ製品familyを工程・メーカー横断で検索できます。
関連するデータ・ツール
Section titled “関連するデータ・ツール”- 半導体テスト(全体)の工程ページ ── 工程分類と、この工程に接続している公開求人
- ウェーハテスト・EDSの工程ページ ── 前段のテスト
- 装置カタログDB ── 公式製品ページ単位のメーカーと製品family
よくある質問(FAQ)
Section titled “よくある質問(FAQ)”半導体テストとは何ですか?
作った半導体が設計どおりに働くかを電気的に測り、良否を判定する工程です。ウェーハの状態で測るウェーハテストと、パッケージにしたあとで測るファイナルテストの2段で行われます。
なぜ2段に分けるのですか?
早い段階で不良を落とすためです。ウェーハの段階で不良と分かれば、そのチップをパッケージへ進めずに済みます。パッケージの材料と工数を、良品と分かったチップにだけ使えます。
テスタ・プローバ・ハンドラの違いは何ですか?
役割が異なります。テスタは信号を出して応答を測る本体です。プローバはウェーハ上のチップへ針を当てて接続します。ハンドラはパッケージ済みの製品をテスタへ運び、測り終えたものを良否で仕分けます。
SoC向けとメモリ向けで装置は違いますか?
分かれます。アドバンテストは公式サイトでSoCテストシステムV93000 EXA Scaleと、メモリテストシステムT5801およびT5835を別のラインとして掲載しています。測る項目と同時に測れる個数の要求が異なるためです。
テストにかかるコストはなぜ問題になりますか?
測る時間がそのまま費用になるためです。1個あたりのテスト時間と、同時に測れる個数が費用を決めます。装置側では同時測定数を増やす方向、設計側ではテストしやすい構造にする方向で対応します。
テスト装置のメーカーはどこですか?
当サイトの装置カタログDBでは、テストに一致する製品familyを持つメーカーを公式製品ページ単位で引けます。アドバンテスト、Teradyne、ACCRETECH(東京精密)などが該当します。
比較・違いを学ぶ
Section titled “比較・違いを学ぶ”- 半導体テストとスクリーニング ── 工程としてのテスト
- アドバンテスト V93000 の電力最適化 ── SoCテスト装置の深掘り
この記事の事実は次の一次資料を根拠とし、各URLの到達可否をこちらで実測しています。したがって、リンク先が移動または消滅した場合は、その旨をこのページへ反映します。
- アドバンテスト「T5835」公式製品ページ(2026年8月22日にリンク生存を実測、200)
- Teradyne「UltraFLEXplus」公式製品ページ(2026年8月22日にリンク生存を実測、200)
- 装置と製造メーカーの行は
intel.equipment_vendor_families(公式製品ページ由来)から生成